
前回の記事では、チャート画面の開き方と基本的な線の引き方について解説しました。
前回の記事はコチラ


今回はトレンドラインの基本的な引き方について解説の解説です♪
トレンドラインとは?
トレンドラインとは、相場の方向性を視覚的に把握するための線です。
- 上昇トレンドでは安値を2点以上結んだ線がトレンドラインとなります。
- 下降トレンドでは高値を2点以上結んだ線がトレンドラインとなります。
これにより、価格がトレンドラインに沿って動く様子を確認することができます。
例えば:
- 上昇トレンドでは、トレンドラインがサポート(価格が下がりにくいポイント)として機能することが多いです。
- 下降トレンドでは、トレンドラインがレジスタンス(価格が上がりにくいポイント)として意識される傾向があります。

これを意識して見ると、チャートの動きがもっと分かりやすなります♪

それでは、早速練習してみましょう。まずはドル円チャートの日足を開いてみてください。

日足ドル円のチャート

チャートはこのように波のように動きます。価格が下がった後に上昇する動きはU字型、逆に上昇から下がる動きは逆U字型になります。この動きを意識しながら、2つ以上のポイントをつないでトレンドラインを引いてみましょう。

適当に引いてしまうと、相場で意識されない線になってしまうので、引くポイントには注意が必要です!

ポイントとしては、以下の点を意識してみてください。
- トレンドの方向に沿った線を引く:上昇トレンドなら安値を結ぶ、下降トレンドなら高値を結ぶ。
- 明確な山や谷を選ぶ:ローソク足の中でも、目立つ山や谷を基準にすることで、線が意識されやすくなります。
- 時間軸の整合性を保つ:複数の時間軸で確認して、ラインが一貫して機能するかをチェック。
- ラインの延長を活用する:延長設定を使うことで、未来の動きでの反発やブレイクを確認しやすくなります。

2022年4月28日から2022年7月14日をつなぎます。

前回説明したように左のメニューからトレンドラインを選ぶんですね。

高値で山になっている場所を2か所、トレンドラインで結ぶ

はい。うまくつないだら、トレンドラインを右クリックして設定を開きましょう。

あ、ダイアログが出てきました。

初期表示されているスタイルタブの中に「ラインを右に延長」があるので、それをチェックします。

延長オプションを有効にすることで、右側に延長できる

これでトレンドラインが右に延長され、未来の動きも見やすくなります。

引いたトレンドラインが右に延長される

おお!右にライン延長された!!

がんばって手作業で伸ばしてた…。基本大切ですね…。

はい。もう使いこなしてると思ってる人でも見落としてることはたくさんあると思います。ひょっとしたら基本的な下記の3つも分からない人いるかもしれないですね。
- トレンドの方向に沿った線を引く:上昇トレンドなら安値を結ぶ、下降トレンドなら高値を結ぶ。
- 明確な山や谷を選ぶ:ローソク足の中でも、目立つ山や谷を基準にすることで、線が意識されやすくなります。
- 時間軸の整合性を保つ:複数の時間軸で確認して、ラインが一貫して機能するかをチェック。
- ラインの延長を活用する:延長設定を使うことで、未来の動きでの反発やブレイクを確認しやすくなります。

このように、きちんと線を引くと、その後の動きでトレンドラインが意識される場面を確認できます。

価格がトレンドラインに接触した後、反発した例

先ほど描いたチャート。延長したラインで反発してるのがわかりますね。

うわあ、伸びた棒をたたき返したみたいに見えるよ!

いい表現だね。一生懸命伸びているロウソクを押さえつけて(レジスタンス)叩き落す天井だからレジスタンスラインというんだよ。

レジスタンスラインは価格が上昇するときの障害物になるから赤い線で書くと分かりやすいのよ。

なるほど!そこで落ちる可能性があるから赤なのかぁ。

はい。逆の場合も見てみましょう♪

下降トレンドラインを引いた例(2021.9.22と2022.1.24を結ぶ)

2021年9月22日と2022年1月24日をつなぎます。

前回説明したように左のメニューからトレンドラインを選ぶんですね。

その通りです。延長オプションを有効にすることで、このラインを未来にも適用できます。

延長されたトレンドラインが未来の価格変動を示唆

あ、2月4日に青線にタッチした後、すっごい上がってるよぉ!

はい。3回目のタッチでトレンドラインを割らなかったからですね。

サポートラインに3回目のタッチ後で反発している

落下する価格を受け止める(サポートする)ラインだからサポートラインですね。上昇のための底を表すから青色なんですね。
- レジスタンスライン(価格が上がりにくいポイント)とサポートライン(価格が下がりにくいポイント)を区別すると、より見やすいチャートが作れます。
- レジスタンスライン:価格が上昇しても止まりやすい位置を示す水平線。上昇トレンド中に意識されることが多く、赤色で引くと視覚的にわかりやすいです。
- サポートライン:価格が下落しても反発しやすい位置を示す水平線。下降トレンド中に意識されることが多く、青色で引くと良いでしょう。

はい。色を分けて描くことで、チャート全体の動きを直感的に把握できるようになります。

え、ちょっと待って?この線を引けば絶対に上がるの?

3回タッチして割らなかったらって言ったでしょ?しかも『可能性が高い』だけ!

そうですね。では、実際に割ったパターンを見てみましょうか。

トレンドラインを割った後、急激な下落が始まった例(2024.7.14)

アハハ! めっちゃ落ちてるw

2024年7月14日に明確にトレンドラインを割った後、次の日から激しい下落になっています。

だからトレンドラインとロウソクを組み合わせて次の動きを予測が大切なの。

へー、これはこれで分かりやすいじゃん!すごいね!

このライン上の攻防を、下位足を使ったりオシレーターを使ったりで予測するのがチャート検証ですね。

カイアシ?

いや、それはまたおいおい説明しますよ。まずは今日の内容で質問ありますか?

智哉さんはライン引くとき、ロウソクの実態とヒゲ、どっちで引きますか?

ロウソク足の「実体」と「ヒゲ」を理解し、それぞれの役割に応じて使い分けることが重要です。

時間軸や分析の目的によって、ロウソクの実体を基準にする場合と、ヒゲを基準にする場合を使い分けています。

例えば、日足だとどちらを意識しますか?

日足の場合は、ヒゲを基準にすることが多いです。長期的なトレンドを分析するときは、極値であるヒゲの動きが重要な意味を持つんです。

確かに!反発ポイントやブレイクの兆候を見極めるには、その方が良さそうですね♪

一方で、短期トレードでは実体を基準にした方が、現実的な価格帯を把握しやすいです。このように、場面ごとに適切な基準を選ぶことが大事です。

それぞれの手法に適した基準を理解し、使い分けることで、より効果的なトレードができるようになりますよ。

ありがとうございます!練習しながら、自分のスタイルを見つけていきます!

トレンドラインで未来が見えるなんてなんだか魔法みたいだね!

魔法じゃないから。ちゃんと根拠があって引いてるの。

美桜、魔法を使うにも“魔法の杖”が必要なんだ。魔法の杖(知識と経験)をちゃんと装備しないといけないんだ。FXは怖い部分があるからね。

ふーん、でも線を適当に引いても、それっぽく見えるんじゃない?

…それが怖い部分なんです。適当に書いた線で動いたように見えてしまうから、どんどんチャートの中が線だらけになってしまう…

智哉がよく言うチャート上で「迷子になっちゃう」だねw
ちゃんと勉強して線引くようにするね♪

まずはドル円チャートを開いて、智哉さんが教えてくれたポイントを参考に引いてみるといいわよ。

よーし、やってみる!これで私も一攫千金だ!

全然わかってないねw

その前に、あんた未成年でしょ!FXはまだはやいよ!!

えへへ、そうだった~!
まとめ
今回の内容を振り返ると、以下のポイントが大切です:
- トレンドラインの基本:上昇トレンドでは安値を結び、下降トレンドでは高値を結ぶ。
- 正確なポイントを選ぶ:目立つ山や谷を基準にし、適切な時間軸で確認する。
- 色分けで視覚的に整理:レジスタンスラインは赤、サポートラインは青で引くとわかりやすい。
- ヒゲと実体の使い分け:長期分析ではヒゲ、短期分析では実体を基準にすることが効果的。

トレンドラインは相場分析の基礎として非常に重要なツールです。今回の内容を振り返ると、以下のポイントが大切です。
- トレンドの方向に沿った線を引く:上昇トレンドなら安値を結ぶ、下降トレンドなら高値を結ぶ。
- 明確な山や谷を選ぶ:ローソク足の中でも、目立つ山や谷を基準にすることで、線が意識されやすくなります。
- 時間軸の整合性を保つ:複数の時間軸で確認して、ラインが一貫して機能するかをチェック。
- ラインの延長を活用する:延長設定を使うことで、未来の動きでの反発やブレイクを確認しやすくなります。

まずは練習を重ね、正確なトレンドラインを引けるようになることが第一歩です。
次回はコチラ↓です。


TradingViewのアカウント開設がまだの方は第1回をご参照ください♪

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