ドル円日足チャートをテクニカルで考察|EMAで押し目の判断

ドル円バナー画像 ドル円チャート分析
智哉(TomoFX)
智哉(TomoFX)

日足のダイバージェンスについては私の希望的観測が混ざっているため、ここでは中立的な立場でチャートを見ていきます。ピッチフォークとフィボナッチリトレースメントを軸に説明します。

はじめに

今回の記事では、ドル円の日足チャートに対して水平ライン、フィボナッチリトレースメント、ピッチフォークを用いて、トレンドの方向性と押し目買い候補を探ります。さらに、EMA(移動平均線)を加えることで、動的なサポート・レジスタンスを補完し、より精度の高い分析を行います。

1. 水平ライン、「トレンドラインによるサポート・レジスタンスの確認

ドル円チャート手書きラインを入れた画像

水平ラインは過去の高値・安値を基準に引いています。

水平ラインの解釈

  • 上の水平ライン(約160.0付近)
    → 高値圏のレジスタンスラインを意識して引いています。このラインはローソク足の実体とヒゲの両方が接触しており、過去に何度も意識された価格帯です。
  • 下の水平ライン(約139.5付近)
    → こちらは明確なサポートラインで、過去に反発が見られた安値付近を基準にしています。ヒゲも含めてラインを引いているため、広い範囲をカバーできています。

トレンドラインの解釈

  • 斜めの下降トレンドライン
    → 高値を切り下げる形で引いています。現在はこのトレンドラインに接近している状態です。このラインを超えるかどうかが、今後のトレンド転換の判断ポイントになります。

次の戦略

  • 上昇シナリオ
    → トレンドラインを上抜けした場合、次のターゲットは160.0付近の水平レジスタンスラインになります。このラインを超えると更なる上昇が見込めます。
  • 下落シナリオ
    → トレンドラインに抑えられて下落した場合、最初のサポートは150.0付近、その次は139.5付近がターゲットになります。

2. フィボナッチリトレースメントで押し目候補を確認

ドル円チャートにリトレースメントを描いた画像

フィボナッチリトレースメントの設定

  • 起点:9月下旬の安値(139.5付近)
  • 終点:12月上旬の高値(156.7付近)

この設定により、上昇トレンドに対する押し目買いの候補を見極めています。

主要なラインと意識するポイント

  1. 38.2%ライン(150.18付近)
    → 上昇トレンド中の浅い押し目として、最初のサポート候補になります。このラインは過去にも何度か意識された価格帯であり、押し目買いを狙うトレーダーにとって重要なレベルです。
  2. 50%ライン(148.16付近)
    → 150.0を割り込んだ場合、次の押し目候補となります。過去に一度サポートされた価格帯であり、反発が期待されます。
  3. 61.8%ライン(146.13付近)
    → 上昇トレンドが弱まった場合でも、ここでの反発が見込まれます。このラインを割り込むとトレンド継続が難しくなり、さらなる下落を警戒する必要があります。
  4. 78.6%ライン(143.15付近)
    → 深い押し目となるラインであり、ここを割り込むと上昇トレンドが崩れる可能性があります。

エントリーポイントの考え方

  • 現在は上昇トレンドの押し目を形成する局面であり、特に38.2%ライン(150.18付近)から50%ライン(148.16付近)での反発を注視する戦略が有効です。
  • 38.2%ラインを割り込む場合、61.8%ラインまでの下落を想定しつつ、反発確認後にエントリーを検討します。

フィボナッチリトレースメントは手書きラインとの識別性を高めるため赤線で書いています。

3. ピッチフォークを用いたトレンドの把握

ドル円チャートにピッチフォークを入れた画像ピッチフォークは、トレンドの中心軸を基準にサポート・レジスタンスを視覚化するツールです。今回のピッチフォークは、9月下旬の安値から12月上旬の高値を基準に設定しています。これにより、上昇トレンド内での押し目候補や反発ポイントを見極めやすくしています。

ピッチフォークの設定

      • 起点:9月下旬の安値(139.5付近)
      • 第1ポイント:10月中旬の高値(150.7付近)
      • 第2ポイント:10月末の押し目安値(146.0付近)

これにより、上昇トレンド内での価格の動きを把握し、トレンドの中心線とその上下のバンドを明示しています。

ピッチフォークのライン解釈

  • 0.5のライン(ミドルライン)
    → ミドルライン(0.5のライン)には到達しておらず、現在は0.382ライン付近で推移しています。この0.382ラインが短期的なサポートとして機能するかどうかを確認する必要があります。
  • 上限ライン
    → 上昇チャネル上限(162.5付近)と重なるため、ここが次のレジスタンス候補になります。このラインを超えられるとさらなる上昇が期待できます。
  • 下限ライン
    → もし価格がミドルラインを割り込んだ場合、ピッチフォークの下限ライン(150.0付近)がサポートとして機能する可能性があります。

エントリーポイントの考え方

  • 上昇シナリオ
    → ミドルライン付近で反発する場合、次のターゲットはピッチフォーク上限ライン(162.5付近)になります。
  • 下落シナリオ
    → ミドルラインを割り込む場合、150.0付近の下限ラインで反発するかを確認し、押し目買いを狙う戦略が有効です。

4. EMAを使った動的なサポート・レジスタンス

ドル円チャートにEMAを入れた画像50EMAと200EMAは、トレンドの方向性を判断するために用いられます。特に、価格がこれらのラインの上にある場合は上昇トレンド、下にある場合は下降トレンドと判断します。

今回のチャートでは、価格は50EMAおよび200EMAの上に位置しており、これが動的なサポートとして機能する可能性があります。押し目買いを狙う際には、これらのEMA付近での反発を注視する戦略が有効です。

現在やるべきこと

現在の価格は160.0付近のレジスタンスラインに接近しています。このラインを上抜けできるかどうかを注視し、反発する場合は150.0付近の押し目候補まで待って再度エントリーを検討します。

  • 160.0を上抜けした場合:次のターゲットは162.5~165.0付近。
  • 反落して押し目を形成する場合:50EMA付近での反発を狙う。
  • 150.0を割り込んだ場合:次は148.0~146.0付近の深い押し目を注視する。

まとめ

この記事では、ドル円日足チャートに対して水平ライン、フィボナッチリトレースメント、ピッチフォーク、EMAを組み合わせて詳細な分析を行いました。

 

智哉(TomoFX)
智哉(TomoFX)

今意識しなければいけない部分は黄色に変更してポストしています。この記事のラインにRSIやMACDなどのオシレーター系インジケーターを加える事で色々な戦略が出てくると思います。

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